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保護者と教員がちょっと楽になる?

2021年9月18日

以前、学校の教員に欠席の連絡対応はどのようにしているのかを伺ったことがありました。

1・現在本庄市の小学校では、主に欠席カードや連絡帳の活用、電話での連絡、中学校では主に電話での連絡を通して、保護者から学校への欠席連絡等が行われている。
2・電話による欠席の連絡につきましては、主に教頭や担任外の職員が対応しております。その後、欠席の連絡を担任に伝えている。

という、対応です。

1の電話連絡ですが、インフルエンザが流行する時期などは、教職員は1時間以上電話対応に追われることもあるようです。と言うことは、保護者も何回も電話することもあると言うことになります。
 また、欠席カードや連絡帳の場合は通学班の児童に預ける必要があります。子どもが体調不良等で休む時には、これだけでも保護者の負担になります。

2の電話連絡を受けて、その後担任に伝える。とても非効率ですよね。

 この様な現状を踏まえて、令和2年9月の一般質問でGIGAスクール構想により、教員にも端末が整理される中、欠席や遅刻、早退など、学校と保護者をつなぐツールの導入を提案しました。

当時の答弁では、有益な仕組みである。電話等の直接的な連絡と併用して、学校と保護者の双方にとって利便性の高い仕組みを導入していけるよう検討を進めてまいりたい。
とのことでしたが、あれから約1年。

本庄西小学校が、毎日書く健康観察カードと出欠確認の電子化を行うとの情報をいただきましたので、早速行ってきたところ、東中学校と南中学校も検討していると。

保護者がグーグルフォームに入力することで、担任にも共有できるので、1・2の負担が改善されますね。

フォームを見せていただきましたが、まだ改善の余地はありそうです。また、学校の規模(児童生徒数)に応じて、健康観察カードまこれまで同様用紙に記入で欠席連絡のみ導入することもあるようです。

改善と課題としては、
・本当に送信出来たのか不安で何度も送ってしまう。
・児童生徒数が多い学校だと、そもそも健康観察カードを毎日書かない方がいるので、入力しない方への対応。
等があげられますが、保護者と教員がちょっと楽になるのは間違いないですね。その分、子ども達へ目を向ける時間が増えるわけです(^^♪

まだ、市内の小中学校全てが導入しているわけではありませんが、9月にある校長会でも、教育委員会から各学校の校長先生にお話しをするそうです。
※写真は、児童生徒が使っているクロームブックです。

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