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令和2年第3回定例会一般質問

2020年9月20日

9月15日に行われた、市政に対する一般質問で登壇しました。
大項目1の予約システムの充実や、電子キー採用していただけると、助かる方がたくさんいると思います( ..)φメモメモ

大項目2は、保護者と教員の負担軽減につながる有効な手段であると思っています。※決して、全てがICT化になることを望んでいるわけではありません。

〇大項目1 公共施設の利用について

①オンライン予約システムの現状について
②小中学校を利用する時の予約について
③施設の鍵の管理について
「やのま」

現在、本庄市公共施設予約システムのページを見ると、空き状況というのは確認できるが、予約まではできないようになっている。実際に利用したい場合の予約方法、また、小中学校を利用する場合では違いがあるのか。そして、利用施設の鍵の管理についての現状、以上3点伺う。

「教育委員会事務局長」答弁
①オンライン予約システムの現状について、本庄市スポーツ施設予約システム(H24から)で市内の施設の空き状況を確認するとともに、定期利用団体につきましては仮予約をすることができ、体育館においては、時間単位で使用したいコートの空き状況が簡単に確認できる。H30年度に更新し小中学校の体育館や武道館、校庭や夜間照明、そして本庄市民文化会館や児玉文化会館セルディ、児玉中央公民館を加え、名称を本庄市公共施設予約システムへ変更。   
予約のみで利用しない方がおりますと、実際に利用したい方が利用できなくなってしまうという考えから、本予約は指定された予約申し込み窓口に行き申請書の提出、使用料の支払いが必要。
②学校教育に支障がない範囲内で開放。小中学校の体育施設の予約におきましても、同様に本庄市公共施設予約システムで仮予約した後、本予約する際には指定された窓口に行き、申請書の提出と使用料の支払いが必要。  
小中学校を利用する際の予約申込み等の窓口は指定管理者に委託しております。窓口は、本庄地域の旭小学校、西小学校及び西中学校は武道館、それ以外の本庄地域の小中学校はシルクドーム、児玉地域の小中学校はエコーピアでございます。 
③市内体育施設の中で鍵を必要とする施設には、予約申込み窓口に鍵を借りに行き、利用後は元の窓口に鍵を返却するといった形式。また、小中学校の体育館、武道館及び夜間照明につきましては、利用時に予約申込み窓口に鍵を借りに行き、利用後は本庄地域の学校につきましては各学校の施錠ができるポストへ返却し、児玉地域につきましてはエコーピアに返却するといった形式を取っております。土日や祝日、夜間は学校が誰もいない状況になり、小中学校における鍵の借用、返却につきましては、このような形態を取っている。  

「やのま」再質問

①一般的に利用率の高いはにぽんプラザからオンライン予約システムの導入を考えてみてはどうか。
②スポーツ少年団、利用登録している団体は、利用する2か月前の月の1日から7日の間に、指定されている予約申込み窓口まで行き、予約を確約するとなっているが、その優先されている7日間の間にわざわざ指定の窓口まで行かずに、オンラインで申込みができれば、より便利に利用できると思ういかがでしょうか。
③施設の鍵の管理についてですが、小中学校の体育館などは、シルクドーム、本庄市武道館、エコーピア、それぞれ指定されている窓口まで鍵を借りに行き、使用した学校の指定されている場所に返すとのことだが、不便ではないか。東公民館は電子キーを設置しているが、同じように設置できないか。
また、仮に電子キーを設置するにも、やはり時間がかかると思うのでも、先ほど答弁にあった児玉地区のほうの鍵の返却は、本庄地区と同じようにすぐに返せる返却しやすい場所に施錠つきのポスト等、そういう返却場所を早急に設置するべきだと思うが、その辺に対していかがでしょうか。

「市民生活部長」答弁
①現在はにぽんプラザにおきましても、令和3年4月導入を目指し、公共施設予約システムに加える準備を進めております。まず導入当初は、オンライン上でリアルタイムに施設の空き状況が確認できるようになります。また、導入後なるべく早い段階で、体育施設と同様に定期利用団体のオンライン上での仮予約ができるように検討を進めております。

「教育委員会事務局長」答弁
②スポーツ少年団の定期利用団体がオンラインで利用できないかということなのですけれども、次回のシステム更新の際には、利便性がさらに向上するよう関係課と検討してまいりたいと考えております。

③小中学校の体育館等に電子キーの導入ですが、まず費用面、それと鍵をかけるという、施錠についての適切な管理面などもありますので、まずは研究してまいりたい。
また、児玉地域の小中学校の鍵の返却につきましては、議員ご指摘のとおり、返却場所であるエコーピアですと距離が離れておりますので、利用者に負担を与えているということは感じております。早急に児玉地域の小中学校と調整をして、本庄地域と同様に鍵を施錠ができるポストに返却ができるように実施したいと考えております。

「やのま」再質問

①電子キーの費用面ということなのでが、概算でどのぐらいの費用がかかるのか。
②予約システムについて、次回のシステム更新ですか、そのときにはより便利にということでご答弁いただいたので、次回の予約システムの更新というのはいつ頃なのかというところが1点と、より便利になるようにしていくというご答弁があったが、どの辺りを目指しているのか。

「教育委員会事務局長」答弁
①1点目の電子キーの金額ということなのでが、まだ金額等までの検討にはいっていないということが現状でございます。
②次回のシステム更新は令和6年3月から新しいシステムとなります。それまでには、やはり他の自治体のシステムとか予約方法、そういったことも参考にしながら検討していきたいと考えている。

「やのま」再質問

①電子キーは前の答弁のときに費用面を課題にあげていたが、金額が分からない。ちょっと答弁がうやむやになっています。では逆に言えば変な話、安ければすぐにでもできるということで解釈していいのか、それともまた電子キーというのを検証しなければいけないところがたくさんあるのか。
②他の自治体のシステムの導入の事例を見て検討していきたいといのことだが、今の本庄市の公共施設予約システムの現状自体が、やっと平成に追いついたみたいな感じのシステムです。令和6年というともう大分時代も進んでいるので、他の自治体の事例を見て、さらにいいものというのを目指してもらいたいとぜひ思うのですけれども、その辺の見解をお伺う。

「教育委員会事務局長」答弁
①電子キーの一番のネックは、学校の施設ということがあります。そういった中での鍵が、電子キーというのは結局番号を入力するという形になりますので、そういった面で、いろいろ管理面で、やはり課題があるのかなということがまず一番の理由と考えております。  
②令和6年3月というのは、次のシステムが動き出すのが令和6年3月ということで、実際には検討はもっと前からしていかなくてはならないというものでございます。やはり来年、再来年度ぐらいから、実際にはいろいろその辺の課題整理とか、状況を確認したり、そういったことになりますので、いずれにしてもよりよい方法というものを検討していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

〇小中学校のICTの活用について

小項目 ・児童の欠席等の連絡手段とその状況について

・教師、保護者の負担軽減のために、アプリを利用した連絡について

①児童生徒が学校を休むとき電話で連絡をする方も少なくないようで、児童数の多い学校では、冬のインフルエンザが流行する時期になると、1時間近く電話対応に追われることもあるようです。電話対応が全て悪いというわけではありませんが、教員、保護者の負担があまりにも大き過ぎるのではないでしょうか。
②教員にも端末が整備される中、欠席や遅刻、早退など、学校と保護者をつなぐツールの導入を提案しますが、いかがでしょうか。このようなシステムは本庄市内の保育施設でも導入が進んでおり、保育士の業務負担軽減にもつながっている。SNSの利用と聞くと、教員個人のアカウントで保護者や生徒と連絡を取るというような、また勤務時間外などの対応負担やトラブルに発展する懸念がある中、こういったソフトはそのような心配もないようです。ICTの活用を進めていくべきだと思うのですが、市の考えを伺います。

「教育委員会事務局長」答弁

①現在小学校では、主に欠席カードや連絡帳の活用、電話での連絡、中学校では主に電話での連絡を通して、保護者から学校への欠席連絡等が行われております。
電話による欠席の連絡につきましては、主に教頭や担任外の職員が対応しております。議員ご指摘のとおりインフルエンザが流行する時期など、電話がつながりにくいこともございます。

②全国的に見ますと、小中学校において校務支援システムにICTツールを活用する事例が多くなっている。
欠席連絡等にICTツールを導入し、保護者が必要なときに学校に連絡することができれば、学校では児童生徒の欠席状況を確実に把握することができ、多忙の朝の時間帯の対応を改善することができると捉えております。また、既存の校務支援システムと連携させ出席簿等に反映させることができれば、大きく教職員の負担軽減につながってまいります。保護者にとりましても、電話連絡や連絡帳への記入の手間が省け、学校に連絡する時間帯に配慮する必要もなくなるため、双方にとって有益な仕組みになると考えております。
一方、これまで活用してきた連絡帳や電話連絡につきましても、学校と保護者がコミュニケーションを図るためのツールとして有効であると捉えております。電話による連絡等により、児童生徒の様子を詳しく聞いたり、状況に応じた具体的な連絡をしたりすることができると考えております。

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