
5月18日に全員協議会が行われました。
全員協議会とは、月に一度、議員が集まり執行部書報告等を伺い質疑をメインに議論する会議です。
1・令和2年本庄市議会第2回定例会の招集について
6月の定例会は6月5日より行われることに決まりました。
2・執行部書報告
① 令和2年度土砂災害・全国防災訓練について
こちらは令和2年6月7日(日)に全国統一実施となります。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、非常事態宣言がなされていることを鑑み、住民参加による避難訓練は中止とし、情報伝達訓練のみ実施する予定になりました。
②新型コロナウイルスへの対応について
こちらは、普段とは違う形式をとり、吉田市長を座長とし意見交換(集中協議)を行いました。
その中で、現在臨時休校が続いている学校の状況と今後の対応や課題の報告もありましたので、質疑をさせていただきました。
今後の課題の中から二つの課題について質疑させていただきました。
①授業の確保~長期休業の見直しを検討中(夏休み10~15日間、冬休み2日程度の減)
Qこれに対し、休みの開始、終了期間はどのように考えているのか?また、確定した場合、家庭への報告はいつ行う予定でいるのか?
A:夏休みは前後1週間ずつ減らすことを考えているが、現段階(学校が再開していないので)ではわからない。6月に再開されることになるようであれば、出来るだけ早めに日程調整(学校行事含む)を行い、決まり次第早めの連絡を行う。
②ICT機器の整備
Q:ICT機器の調達に課題ありと言うが、これは3月定例会で決まった、5・6年生中学1年生一人一台タブレットの調達の事なのか?それとも、それ以外の6学年(1・2・3・4・中2・3年生)の調達を新たに考えているうえの課題なのか。
A:それ以外の6学年の調達での課題です。国、県との予算の兼ね合いも含めていきたい。
Q:ICT支援員の充実との報告がありましたが、充実の内容は?
A:今年度予算では、全校に月に1度支援員を派遣する予算を組んでいたが、その回数を2回に増やすということ。
③その他
Q:他の議員が推進し、また答弁でも子供用のフェイスシールドも(企業が)作っているとのことですが、このフェイスシールドを児童、生徒に配布するつもりなのか?
A:現在、教員用としての活用を考えているので、児童生徒への配布は考えていない。
以上の質疑をさせていただきました。
私は自粛期間にオンラインで色々と試しましたが、ICTの導入は早期に行うべきことです。(学校の授業を全てオンラインにするという考えではないです)
本当は議員同士でもっと活用するべきなんですよね。
Gw前には自分のPCとスマホ、タブレットを持って教育委員会に伺い、オンライン会議の利便性等をプレゼンしてしまいました(忙しいところすみませんでしたm(__)m)
また、ICT支援員の充実の件は昨年の12月定例会での一般質問で提言させていただき昨年より、少しはマシにはなっていますが、今回のさらなる充実を図ると言った内容も、一人一台タブレットや教員の働く現場の意見を伺うとまだまだ環境は整っていないなと思います。
なのでICT支援員もオンラインを活用すれば、移動時間もなくなるし、月2回以上は確実に支援員を派遣できるので、是非やって欲しいと提案させていただきました。
また、ICT導入に対して、本庄市教育委員会が考えていたことは「タブレットは学校でしか使用できない」こと。
これに対しては、今回の新型コロナウイルスでの長期臨時休校で緩和されると思います。
さらに、新型コロナウイルスの第二波、三波が懸念される中で、タブレット端末を自宅に持って帰れたとしても、ネット環境の問題もあります。
現在、市内に通う児童、生徒へのアンケートでは、正確な数字は出ていませんが、自宅にネット環境が整っている家庭は7割前後だと考えられています。
残りの約3割の家庭に対して、どの様な対策をうつのかが今後の課題の一つとも言えます。
より良い教育環境にするためにも、市民の皆さまの声を伺い力に変えていきます。