昨日、商工会議所にて、理事メンバーを対象にフォローアップセミナーを開催しました。
講師には2012年に理事長を務めた田中弘和歴代をお招きし、講演をして頂きました。
・委員長はしっかりと目的を委員会メンバーに伝えられているのか?
例えば、東京タワーに行く「目的」を持って委員会を開催すれば、電車で行く案、車で行く案、など委員会メンバーは「手法」に対して様々な意見が出て活発に委員会が行われます。ここで最近よくあるのが、「どこかへ行きたいけどどこがいい?」と言った委員会を開くケースがあります。これでは、目的ば漠然としすぎていて、東京タワーか?ディズニーか?ユニバーサルか?通天閣か?など自分の行きたい場所をそれぞれが出すこと、また話が脱線しやすく、収集がつかなくなってしまいます。委員長がしっかりと「目的」を伝え委員会を開催する事の重要性がしっかりと感じられたと思ういます。
・副委員長は委員長が今、悩んでいる事を理解しているのか?また、委員長の不安材料に対して行動出来ているのか?
委員長と副委員長は雲泥の差があると思います。これは委員長経験者であれば誰でも感じる事ではないでしょうか。どうしても副委員長には見えない部分がありますが、副委員長として、委員長を支えるためには委員長が今、どんな不安材料を持っているのかを「解ろうとする」ことが大切だと思います。人を支えてあげた事の無い人は、人に支えてもらうことはない。副委員長の時に一生懸命やった人間は委員長になっても周りから支えられている人は確かに多いと思います。
・やはりJCは実験道場?自分も、他人もらない場所に踏み込む(ジョハリの窓)
自分の知っている自分、他人も知っている自分を開放の窓と言います。自分は気づいていないが他人は知っている自分を盲点の窓、自分は知っているが、他人は気づいていない自分を秘密の窓、自分も他人も気づいていない自分を未知の窓と4つの窓に分け自己分析する心理学でありますが、青年会議所の委員長としては未知の窓に踏み込む、挑戦していく事が大切です。事業を構築していく上で委員長はどこまで夢を持っているのか?自分の出来る範囲で事業を行おうとするからつまらなくなってしまいます。自分の出来る範囲で行うから誰にも頼む必要はなくなって手伝ってはくれない。せっかく青年会議所で委員長をやるのですから、でっかい事に挑戦してみよう!大きい夢を語り、想いを伝えるからこそ、周りの人間は協力してくれる。でかい夢を語り、実行に移したとき、それが失敗に終わってもいいではないか!その挑戦こそが己の糧になり、新しい未来に繋がるはずです。
他にも沢山の話を聞く事が出来、理事メンバーのみんなにはとても心に響く有意義な時間になったと思います。
セミナーの後の懇親会にも多くのメンバーが参加して、田中歴代との懇親を深めて頂き、今日の設えは私の想像通りになったと思います
唯一の想定外は懇親会会場にまさか、榊田歴代ブロ長がいた事です(笑)写真は撮り忘れました…